精選版 日本国語大辞典 「馬おり」の意味・読み・例文・類語 うま‐おり【馬おり】 〘 名詞 〙 京都府八幡市の石清水八幡宮の臨時祭に行なわれた競馬(くらべうま)。天慶五年(九四二)に始まるといい、天祿二年(九七一)三月から恒例の臨時祭となり、三月中午、三月酉の日などを祭日としたが、明治以後廃止。[初出の実例]「残金二百両八幡(やはた)の馬おりに請とるはづ」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例