恒例(読み)コウレイ

デジタル大辞泉 「恒例」の意味・読み・例文・類語

こう‐れい【恒例】

《古くは「ごうれい」とも》いつもきまって行われること。多く、儀式行事にいう。また、その儀式や行事。「新春恒例歌会」「恒例によって一言御挨拶申し上げます」
[類語]通例定例慣例慣行レギュラー習い習わし仕来しきた常例世の常世の習い例によって例のごとし如し

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精選版 日本国語大辞典 「恒例」の意味・読み・例文・類語

こう‐れい【恒例】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ごうれい」とも ) 物事が、きまったやりかたで行なわれること。多く、儀式や行事がきまった月日やきまった方式で行なわれることについていう。また、その儀式や行事。常例。定例。
    1. [初出の実例]「自今以後、永為恒例」(出典続日本紀‐和銅五年(712)八月庚子)
    2. 「又た明十六日は神社に於て古川権少教正が祭主にて、恒例(カウレイ)の式を行はるるといふ」(出典:東京横浜毎日新聞‐明治一六年(1883)八月一五日)

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