馬咎(読み)うまとがめ

精選版 日本国語大辞典 「馬咎」の意味・読み・例文・類語

うま‐とがめ【馬咎】

  1. 〘 名詞 〙 社寺境内目上の人の前など、馬から降りなければならないところを、馬に乗ったままで通り過ぎたのをとがめること。
    1. [初出の実例]「一とせの盧外(りょぐゎいの)馬咎めに射殺し候ひし男の子の小男こそ殿に候ふなれ」(出典今昔物語集(1120頃か)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む