馬敷村(読み)ましきむら

日本歴史地名大系 「馬敷村」の解説

馬敷村
ましきむら

[現在地名]筑穂町馬敷

馬鋪村とも記す(慶長石高帳など)嘉穂盆地の南西部、三郡さんぐん山の北東麓、大分だいぶ川支流馬敷川の上流域に位置する。東は元吉もとよし村、西は御笠みかさ柚須原ゆすばる(現筑紫野市)糟屋かすや障子岳しようじだけ(現宇美町)。弘治二年(一五五六)七月、秋月氏家臣瓜生土佐守は大友氏との千手・馬見合戦の勲功賞として「麻敷畠二町八段」を宛行われている(同月二五日「秋月種長知行宛行状」瓜生文書/嘉穂地方史古代中世篇)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android