デジタル大辞泉 「馬柵」の意味・読み・例文・類語 うま‐せ【馬▽柵】 馬を囲っておく柵。「赤駒の越ゆる―の標しめ結ひし妹いもが心は疑ひもなし」〈万・五三〇〉 ま‐せ【馬▽柵】 1 放牧場などの柵さく。2 馬小屋の入口の横棒。ませぼう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「馬柵」の意味・読み・例文・類語 うま‐せ【馬柵】 〘 名詞 〙 馬を追い入れておく囲いの垣。また、馬小屋の入り口の横木。うまふせぎ。[初出の実例]「宇麻勢(ウマセ)越し麦食(は)む駒のはつはつに新膚(にひはだ)触れし児ろし愛(かな)しも」(出典:万葉集(8C後)一四・三五三七(或本歌曰)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例