馬革に屍を包む(読み)ばかくにかばねをつつむ

精選版 日本国語大辞典 「馬革に屍を包む」の意味・読み・例文・類語

ばかく【馬革】 に 屍(かばね)を包(つつ)

  1. ( 「後漢書‐馬援伝」の「男児要於辺野、以馬革尸還葬耳、何能臥牀上、在児女子手中邪」から出た語 ) 馬の皮で死体を包むこと。転じて、兵士戦場で死ぬこと。また、従軍した以上は生きて帰らないという勇士覚悟のたとえにいう。
    1. [初出の実例]「汨没文字間、免馬革」(出典:新編覆醤続集(1676)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android