駄駄ける(読み)だだける

精選版 日本国語大辞典 「駄駄ける」の意味・読み・例文・類語

だだ・ける【駄駄】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 だだをこねる。無理をいう。我儘をいう。すねる。
    1. [初出の実例]「どっこい爰が阿波の鳴戸一生の瀬ごしと思ひ、随分身を入てだだけあふせ」(出典:浄瑠璃・猿丸太夫鹿巻毫(1736)三)
    2. 「其の所へをどりこんで大だだけにだだけたらば」(出典:鳩翁道話(1834)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android