駆け催す(読み)かけもよおす

精選版 日本国語大辞典 「駆け催す」の意味・読み・例文・類語

かけ‐もよお・す‥もよほす【駆催】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 かけまわってせき立てる。うながし立てる。また、多くの人を寄せ集める。
    1. [初出の実例]「急可申之処、被催人々子日遊之間、乍延引」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))
    2. 「諸国の残党駆け催ふす」(出典:歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android