駒ヶ江村・駒ヶ江新田(読み)こまがえむら・こまがえしんでん

日本歴史地名大系 「駒ヶ江村・駒ヶ江新田」の解説

駒ヶ江村・駒ヶ江新田
こまがえむら・こまがえしんでん

[現在地名]海津町駒ヶ江

大和田おおわだ村の南にあり、東は松山中島まつやまなかじま村。天正一〇年(一五八二)一二月晦日の吉村氏吉宛織田信雄宛行状(吉村文書)裏書に新知分として「こまかゑ半分」とある。慶長郷帳に駒替村とみえ、高四五五石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳には駒江村とあり、徳永昌重(高須藩)領。正保郷帳では幕府領で、田三五二石余・畑一三二石余のうち新開二九石余。元禄郷帳では駒ヶ江村に並んで同新田一三石余とあり、いずれも高須藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android