日本歴史地名大系 「海津郡」の解説
海津郡
かいづぐん
明治三〇年(一八九七)に成立した郡。木曾三川の合流域に立地する輪中地帯で、その歴史は文字どおり水との闘いであった。県西部、その最南端に位置し、北部は平田町、東に海津町、西に南濃町がある。北は羽島市・
〔原始・古代〕
南濃町の養老山地の麓にはアサリ、ハマグリを主とする主鹹貝塚の
斉衡二年(八五五)閏四月多藝郡を割いて石津郡が建郡された(文徳実録)。「和名抄」に記載の石津郡四郷の一つ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報