20世紀日本人名事典 「駒井喜作」の解説 駒井 喜作コマイ キサク 大正・昭和期の部落解放運動家 生年明治30(1897)年5月18日 没年昭和20(1945)年11月1日 出生地奈良県南葛城郡掖上村柏原(現・御所市) 経歴被差別部落に生まれ、早くから放浪生活に入り、その中で社会主義を知って大正9年日本社会主義同盟に加盟する。10年佐野学の「特殊部落解放論」に強く刺激されて水平社創立の準備に取り組み、11年の全国水平社の創立大会では「水平社宣言」を朗読。以後水平社運動の本部員(中央執行委員)として活躍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「駒井喜作」の解説 駒井喜作 こまい-きさく 1897-1945 大正-昭和時代前期の部落解放運動家。明治30年5月18日生まれ。西光万吉らと燕会をつくり,大正9年日本社会主義同盟にはいる。11年全国水平社の創立大会で水平社宣言を朗読。中央執行委員をつとめる。翌年国粋会との紛争で騒擾(そうじょう)罪にとわれ服役,第一線からしりぞいた。昭和20年11月1日死去。49歳。奈良県出身。自彊学院中退。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by