騒擾(読み)ソウジョウ

精選版 日本国語大辞典 「騒擾」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょうサウゼウ【騒擾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) さわぎみだれること。さわぎたてること。また、そのさま。騒動。擾乱。
    1. [初出の実例]「荒夷発兵、黎民騒擾」(出典朝野群載‐一一・延久三年(1071)五月五日)
    2. 「曚雲(もううん)弑逆(しいぎゃく)の騒擾(ソウヂャウ)によって」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)
    3. [その他の文献]〔史記‐平準書〕

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普及版 字通 「騒擾」の読み・字形・画数・意味

【騒擾】そうじよう(さうぜう)

さわぎみだれる。〔漢書、叙伝上〕王氏)の貴、を傾擅(けいせん)す。能く號位を竊むも民に根(ねづ)かず。~十餘年の、外騷擾し、に發し、~咸(み)な劉氏をす。

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