日本歴史地名大系 「駒江新田」の解説 駒江新田こまえしんでん 三重県:桑名郡長島町駒江新田[現在地名]長島町駒江長島輪中松(まつ)ヶ嶋(しま)村の南にあり、鰻江(うなぎえ)川を隔てて葭(よし)ヶ須(す)輪中の葭ヶ須新田に対している。元和三年(一六一七)大島(おおじま)村の大島久太夫が開発した新田で大島新田といったが正保二年(一六四五)より駒江新田と改めた(長島細布)。北西部沼地を元和四年松ヶ嶋村の十兵衛、千倉(ちくら)村の五右衛門とが開発し、野田脇新田とよび当村に属する。またここは天正二年(一五七四)長島落城のとき、城主願証寺顕忍が自殺したところでもある(長島細布)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by