普及版 字通 「駝(漢字)」の読み・字形・画数・意味
駝
15画
[字訓] らくだ・だちょう
[字形] 形声
声符は它(た)。它は流した水溜りで、ふくれたものをいう。〔方言、七〕に「そ驢馬駝(たくだ)、物を載する、之れを佗と謂ふ」とあり、こぶのあるらくだ。駝は駝(たくだ)、はふくろ。ふくろ状のこぶある馬の意。駝鳥は頭も身も膺(むね)もも、みな駝に似ているので、同じく駝という。背にこぶがあるので、くぐせの意とし、と通じて積荷をいう。
[訓義]
1. らくだ。
2. だちょう。
3. くぐせ。
4. 背に物をのせる、荷をのせて運ぶ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕駝 ウサギマ・ノブ・シロシ/駱駝 ラクダノムマ
[熟語]
駝▶・駝鼓▶・駝載▶・駝翔▶・駝騁▶・駝馬▶・駝背▶・駝負▶・駝羊▶
[下接語]
画駝・奇駝・牛駝・金駝・乗駝・駝・駝・巴駝・白駝・野駝・騾駝・駱駝・弄駝
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報