騙取(読み)だましとる

精選版 日本国語大辞典 「騙取」の意味・読み・例文・類語

だまし‐と・る【騙取】

〘他ラ五(四)〙 だまして奪い取る。信用させておいて取る。かたりとる。
人情本・恩愛二葉草(1834)三「途中に於いて騙(ダマ)し取(ト)り、一資本にあり付かん」

へん‐しゅ【騙取】

〘名〙 だまし取ること。人をだまして財貨を取ること。
東京日日新聞‐明治二六年(1893)一二月三〇日「金五十円を騙取し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「騙取」の意味・読み・例文・類語

へん‐しゅ【×騙取】

[名](スル)人をだまして金品などを取ること。かたり取ること。詐取
贅沢品ぜいたくひんなど窃盗強奪―するに」〈露伴・新浦島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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