骨関節結核(読み)こつかんせつけっかく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「骨関節結核」の意味・わかりやすい解説

骨関節結核
こつかんせつけっかく

骨(こつ)結核と関節結核の総称で、普通は肺の結核病巣から二次的に血行性に結核菌が骨あるいは関節に沈着して発生すると考えられている。したがって、肺結核の少なくなった現在は非常に減少した。

 骨結核脊椎(せきつい)骨に好発する。結核性脊椎炎といい、一般には脊椎カリエスとよばれる。また手の指骨の結核は風棘(ふうきょく)とよばれる。これは幼児に多くみられる。

 関節結核は上肢および下肢の大関節にみられるが、とくに股(こ)関節、膝(しつ)関節に好発する。関節結核の場合は、治癒しても関節の機能障害を残すのが普通である。

 骨関節結核の治療は、まず局所の安静が必要であり、そのためにギプス固定、コルセット、関節固定装具などが用いられる。同時に化学療法などの結核治療も行われ、また手術的根治療法が行われることもある。

[永井 隆]


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