高井興野村(読み)たかいごうやむら

日本歴史地名大系 「高井興野村」の解説

高井興野村
たかいごうやむら

[現在地名]白根市高井興野

なかくち川右岸に立地し、夏保なつほ新田の北に連なる。天正(一五七三―九二)末から文禄(一五九二―九六)初年頃信州の人高井某の開発と伝え、当初高井村を称する。のち浄楽寺じようらくじ新田開発に伴い上高井かみたかい・中高井の村名が生じたのと区別するため、高井興野と改めたという。近世を通じて新発田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android