高儀出村
たかぎでむら
[現在地名]砺波市高波
坪北新村の東にあり、東は放寺村(現高岡市)。新又川跡の開拓によって成立した。本村は高儀新村(現庄川町)で同村の飛地であった。同村の村御印高五二九石余のうち高四六石余(免三ツ八歩)が当村に株分けされ(天保一〇年「高物成帳」菊池家文書)、天保一〇年(一八三九)に手上高などを含めた九二石余で高儀出村として村立てされた(文化五年―慶応四年「御領国中村名帳」加越能文庫)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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