高太郎村(読み)たかたろうむら

日本歴史地名大系 「高太郎村」の解説

高太郎村
たかたろうむら

[現在地名]佐賀市西与賀町にしよかまち大字高太郎

西は本庄江ほんじようえ、北は厘外りんげ(→上里外村、東は上飯盛かみいさがい村、南は元相応もとそうおう村・丸目まるめ村に接する。文化一四年(一八一七)の郷村帳によれば秋丸小路・中ノ小路・船津小路・蔵床小路・野口小路・唐津村の各集落からなる、かなり広範囲の村である。正保絵図に村名がみえる。

天保九年(一八三八)の地米(年貢)高は八三四石八斗二合。近世後期、干拓地が増加したと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android