高宮城村
たかなーぐしくむら
[現在地名]大里村高平
仲程村の南にある。絵図郷村帳・琉球国高究帳に島添大里間切宮城村とあり、「琉球国由来記」には大里間切高宮城村とみえる。高究帳によると高頭四四七石余、うち田三三八石余(うち永代荒地一石余)・畠一〇九石余。近隣の「さきはる」・「まかび」・中程(絵図郷村帳)の高も含むと思われる。間切集成図には「なん川原」と「ななもり川原」が合流した川が当村の南を蛇行しながら流れ、湧稲国・稲嶺の両集落の間に至る。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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