高寺山(読み)たかてらさん

日本歴史地名大系 「高寺山」の解説

高寺山
たかてらさん

くぼの北東約一・五キロにある標高約四〇一・六メートルの高地で、山頂より会津盆地が一望できる景勝地である。欽明天皇元年に中国梁の人青岩が会津入りをし、紫雲たなびく高寺山を望み、ここを聖地として山頂に寺を創建し、高い所にあるので高寺と称したと伝える(会津旧事雑考)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android