高尾田村(読み)たこおだむら

日本歴史地名大系 「高尾田村」の解説

高尾田村
たこおだむら

[現在地名]羽後町高尾田

雄物川の支流新町しんまち川の右岸に位置し、川を隔てて西は新町村、北と東は嶋田新田しまだしんでん村・下郡山しもこおりやま村、南は足田たらだ村と接する。村内を西馬音内前郷にしもないまえごう村から大沢おおさわ村(現平鹿ひらか郡雄物川町)に通ずる脇街道が通る。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に新町の内高尾田とあり、高の記載はない。元禄一五年(一七〇二)の出羽国秋田領変地其外相改候目録(県立秋田図書館蔵)に「多高田村、古御絵図ニ無高ニ郷形御座候、此度相改申所ニ高出申ニ付、新御絵図ニ相記」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android