日本歴史地名大系 「高岡藩陣屋跡」の解説 高岡藩陣屋跡たかおかはんじんやあと 千葉県:香取郡下総町高岡村高岡藩陣屋跡[現在地名]下総町高岡寛永一七年(一六四〇)一万石の大名となった井上氏の陣屋跡。初代政重は在府大名で同二〇年三千石の加増があり、万治元年(一六五八)大目付を辞した(寛政重修諸家譜)。同三年政清が襲封、弟政則に上総国市原・周淮(すえ)両郡内で一千石、同政明に匝瑳(そうさ)・香取・印旛(いんば)三郡内で五〇〇石を分知(同書)、自らは匝瑳郡三村・香取郡一二村・印旛郡三村と、上総国武射(むしや)郡三村・市原郡七村・周淮郡二一村・望陀(もうだ)郡八村の計一万一千四八五石余を領した(寛文朱印留)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by