日本歴史地名大系 「下総町」の解説 下総町しもふさまち 千葉県:香取郡下総町面積:三二・〇〇平方キロ香取郡の北西端に位置し、東は神崎(こうざき)町・大栄(たいえい)町、北は利根川を隔てて茨城県稲敷(いなしき)郡河内(かわち)村、西・南は成田市に接する。町域の北から西にかけて低地が広がり、南は台地が多い。成田市との境では尾羽根(おばね)川、神崎町との境では浄光(じようこう)川が利根川に合流している。JR成田線が台地に沿ってほぼ西から東に走り、滑河(なめがわ)駅がある。国道三五六号が西から利根川沿いに東へ延び、滑川(なめがわ)でJR成田線と交差して同線の南側を通って神崎町へ通じている。遺跡は標高二〇メートル以上の台地上に数多く分布しており、利根川とその支流が大きな影響を与えている。旧石器時代の遺跡は少ないが、五三前(ごさんまえ)遺跡からは石斧が発見されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by