高村謹一(読み)タカムラ キンイチ

20世紀日本人名事典 「高村謹一」の解説

高村 謹一
タカムラ キンイチ

明治〜昭和期の国家主義者



生年
明治14(1881)年12月30日

没年
昭和8(1933)年3月20日

出生地
福岡県筑紫郡山口村

経歴
幼くして父を亡くし、明治29年東京に出て弁護士・浜地八郎の書生となる。苦学して、のち国竜会露語学校に学び内田良平知遇を得た。35年工兵第12中隊に入営し、日露戦争に出征後、39年内田が中国安東県に設立した大同公司で業務監督。公司閉鎖後も朝鮮通信社、国竜会などで内田を助け、対外問題に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高村謹一」の解説

高村謹一 たかむら-きんいち

1881-1933 明治-昭和時代前期の国家主義者。
明治14年12月30日生まれ。黒竜会露語学校にまなぶ。日露戦争出征後,内田良平が中国安東県に設立した大同公司で業務を監督。公司閉鎖後も朝鮮通信社,黒竜会などで内田をたすけた。昭和8年3月20日死去。53歳。福岡県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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