高田井村(読み)こうだいむら

日本歴史地名大系 「高田井村」の解説

高田井村
こうだいむら

[現在地名]西脇市高田井町

西脇村の西、杉原すぎはら川下流域西岸の矢筈やはず山東麓に位置する。慶長国絵図に村名がみえる。寛永一六年(一六三九)幕府領(兵庫県史)、寛保二年(一七四二)三草藩領(同年「村明細帳」三草藩陣屋文書)、文政三年(一八二〇)幕府領(天保九年「播磨国内郷村高辻帳」丹羽家文書)と変遷し、天保元年(一八三〇)より幕末まで武蔵忍藩領(天保元年「忍藩領高覚書」要中録、旧高旧領取調帳)正保郷帳によると田方四五〇石余・畑方二七石余。寛保二年の前掲村明細帳によれば高四三九石余、田方二五町余・畑方六町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android