高麗本(読み)こうらいぼん

百科事典マイペディア 「高麗本」の意味・わかりやすい解説

高麗本【こうらいぼん】

高麗版とも。朝鮮本うち,特に年代の古い高麗時代(918年―1392年)に出版されたもの。特に高麗本大蔵経海印寺に蔵され,1251年に完成した板木8万枚が現存。この大蔵経は海印寺とともに1995年世界文化遺産に登録された。

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世界大百科事典(旧版)内の高麗本の言及

【朝鮮本】より

…高麗本ともいう。主として朝鮮人または中国人撰書の朝鮮における刊行書を指すが,高麗時代,李朝時代のものを,それぞれ高麗本(版),朝鮮本(版)と呼ぶこともある。…

※「高麗本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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