高麗郷(読み)こまごう

日本歴史地名大系 「高麗郷」の解説

高麗郷
こまごう

和名抄所載の郷。同書高山寺本・東急本・元和古活字本に「古万」の訓がある。現日高市に大字高麗本郷こまほんごうがあり、同市一帯に比定する説が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の高麗郷の言及

【埼玉[県]】より

…しかし,都心から50~60kmに位置し,戦前からの国鉄(現JR)八高線(1933)のほか西武池袋線が1969年秩父まで延長され,道路の便もよくなって,昭和40年代以降,飯能,日高,毛呂山,鳩山などで住宅地化が進み,都心への通勤者も多くなった。南部は奥武蔵県立自然公園に属し,名栗渓谷などの景勝地があり,外秩父山地山麓の通称高麗郷(こまごう)(日高市)と呼ばれる一帯には高句麗系の社寺や史跡が多い。(4)秩父地域 秩父市ほか周辺の町村からなる秩父地域は,北東部に秩父盆地があるほかは秩父山地の山々によって囲まれ,平野の多い埼玉県の中では独立した地域を形成する。…

※「高麗郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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