髪結亭主(読み)かみゆいていしゅ

精選版 日本国語大辞典 「髪結亭主」の意味・読み・例文・類語

かみゆい‐ていしゅ かみゆひ‥【髪結亭主】

〘名〙 収入の多い髪結を妻にもつと遊んで暮らせることから、妻の働きで養われている夫をたとえていう語。明治以後の語。髪結の亭主
無口の妻とうたう歌(1974)〈古山高麗雄〉「おれは確かに、五、六年前までは、髪結亭主だった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報