無口(読み)ムクチ

デジタル大辞泉 「無口」の意味・読み・例文・類語

む‐くち【無口】

[名・形動]口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。また、そのさまや、その人。寡黙。「無口な(の)青年
[類語]寡黙無言不言黙黙黙る沈黙黙りこくる押し黙る黙する黙り込む口を閉ざす口を閉じる口を結ぶ口をつぐむ口を塞ぐ口を封じる口が重いおくびにも出さないだんまり箝口かんこう緘黙かんもく寡言黙秘うんともすんともむっつりノーコメントむすっと黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

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精選版 日本国語大辞典 「無口」の意味・読み・例文・類語

む‐くち【無口】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ことばかずが少なくだまりがちなこと。おしゃべりでないこと。また、そのさま。寡黙(かもく)
    1. [初出の実例]「天情無口なる者也。自然為時一言も申過者、以前之御成敗未尽に可当也」(出典:政基公旅引付‐永正元年(1504)七月七日)

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