髪頭(読み)カミカシラ

デジタル大辞泉 「髪頭」の意味・読み・例文・類語

かみ‐かしら【髪頭】

《「かみがしら」とも》
頭の髪。
「毎日―も自らきて」〈浮・永代蔵・二〉
頭部。あたま。
「―より爪先まで、一分だめしにためされても」〈浄・丹波与作

かみ‐がしら【髪頭】

髪冠かみかんむり」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「髪頭」の意味・読み・例文・類語

かみ‐がしら【髪頭】

〘名〙 (「かみかしら」とも)
① 頭の髪。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第二一「自慢は萩か又は薄か もとの秋小野の小町か髪かしら」
② 頭部。あたま。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま「かみかしらより爪先迄、一分だめしにためされても」

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