鬱念(読み)ウツネン

デジタル大辞泉 「鬱念」の意味・読み・例文・類語

うつ‐ねん【鬱念】

心にわだかまるものがあって、晴れ晴れしない気持ち。
数日の―一時いっし解散げさんす」〈平家・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「鬱念」の意味・読み・例文・類語

うつ‐ねん【鬱念】

  1. 〘 名詞 〙 心にわだかまるものがあってはればれしない気持。
    1. [初出の実例]「一昨日奉暇文、世間事鬱念多端。今有恩示、欣感々々」(出典明衡往来(11C中か)上本)
    2. 「六月十日の牒状、〈略〉披閲のところ数日の鬱念一時に解散す」(出典:平家物語(13C前)七)

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