鬼王村(読み)おによむら

日本歴史地名大系 「鬼王村」の解説

鬼王村
おによむら

[現在地名]西山町鬼王おにおう

北は長嶺ながみね村・礼拝らいはい村・池浦いけうら村、東・南は坂田さかた村、西は黒部くろべ村。別山べつやま川が北東から南西に流れる平地にある。地名伝承に二説あり、一は建保年間(一二一三―一九)和田義盛の嫡孫鬼王丸が長峰山に住んでいたというもの、二は承応三年(一六五四)の二田物部神社由緒に「仁王門の跡、今鬼王村と言ふ、御仁王と言意也」というもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android