事典 日本の地域ブランド・名産品 「鬼瓦・武州磨き本瓦」の解説
鬼瓦・武州磨き本瓦[陶磁]
おにがわら・ぶしゅうみがきほんかわら
深谷市・比企郡小川町・比企郡川島町・比企郡吉見町・大里郡寄居町・本庄市で製作されている。深谷地区・児玉地区を中心に良質な粘土が産出されていたため、奈良時代にはすでに瓦づくりが始まったという。屋敷を守る家内安全の魔除けとして鬼瓦は神社仏閣をはじめ一般家庭でも屋根の飾りとして用いられた。また、武州磨き本瓦は、優美で丈夫な高級瓦として寺院・神社の建築に利用されている。埼玉県伝統的手工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報