精選版 日本国語大辞典 「鬼臉を被って稚児を威す」の意味・読み・例文・類語 きけん【鬼臉】 を 被(かぶ)って稚児(ちじ)を威(おど)す ( 鬼の面を被って子どもをおどす意から ) 地位、勢力をたのんで人をおどすたとえ。また、虚勢をはって後進の者をおどすたとえ。[初出の実例]「所謂鬼臉を被りて稚児を威すものに非ずや」(出典:我邦現今の文芸界に於ける批評家の本務(1897)〈高山樗牛〉)[その他の文献]〔帰有園塵談〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例