鬼首カルデラ(読み)おにこうベカルデラ

最新 地学事典 「鬼首カルデラ」の解説

おにこうベカルデラ
鬼首カルデラ

Onikobe caldera

宮城県北西部の脊梁山地にあり,直径約10kmで中央山地をもつ鬼首盆地に対し,古くから火山学者が呼んだ名称。近年,陥没をもたらしたと考えられる約30万〜20万年前のデイサイト質火山灰流が特にカルデラ南東方に広く分布すること,カルデラを埋めて湖成堆積物および後カルデラ火山噴出物が厚さ1,000m近く分布すること,中央山地の一部はカルデラ基底のブロックが隆起し堆積物がドーム状に褶曲することにより生じたことなど,その発達史が明らかにされた。なお,高日向(たかひなた)デイサイト溶岩ドームがカルデラ内南東部にあり,その北側および西側一帯に間欠泉や泥火山を伴う地熱地帯が広く分布する。鬼首の雄釜および雌釜間歇泉は1952年国指定特別天然記念物。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 生出 山田

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む