魂を冷やす(読み)タマシイヲヒヤス

デジタル大辞泉 「魂を冷やす」の意味・読み・例文・類語

たましいや・す

非常に驚き恐れる。肝を冷やす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魂を冷やす」の意味・読み・例文・類語

たましい【魂】 を 冷(ひ)やす

  1. 非常に驚き怖れる。肝をひやす。たましいを消す。
    1. [初出の実例]「天下の災難を兼ねて知らする処の前相(せんさう)かと、人皆魂(タマシイ)を冷(ヒヤ)しけるに」(出典太平記(14C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android