前相(読み)ゼンソウ

精選版 日本国語大辞典 「前相」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐そう‥サウ【前相】

  1. 〘 名詞 〙 前もって物にあらわれる吉凶物事の起こる前ぶれ。前兆。きざし。前表。ぜんしょう。
    1. [初出の実例]「願主、此を見て、恐ぢ怖れて、此、前々の如く塔を可壊き前相也と思て、歎き悲む」(出典:今昔物語集(1120頃か)一二)

ぜん‐しょう‥シャウ【前相】

  1. 〘 名詞 〙ぜんそう(前相)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む