魂込め(読み)マブイグミ

デジタル大辞泉 「魂込め」の意味・読み・例文・類語

まぶいぐみ【魂込め】

目取真俊まどるましゅん短編小説。「小説トリッパー」誌の平成10年(1998)夏号に発表沖縄での戦争記憶を軸に、魂が肉体を離れてしまうという男とその養母を描く。第26回川端康成文学賞受賞。同作を表題作とする短編小説集は平成11年(1999)の刊行で、第4回木山捷平文学賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 目取真俊

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android