魚の泥に息吐くが如し(読み)うおのどろにいきつくがごとし

精選版 日本国語大辞典 「魚の泥に息吐くが如し」の意味・読み・例文・類語

うお【魚】 の 泥(どろ)に息吐(いきつ)くが如(ごと)

  1. 魚が泥水の中で、苦しそうに息を吸うように、半死半生状態をいう。
    1. [初出の実例]「和田、楠は気を失て、魚の泥(ドロ)に吻(イキヅク)が如し」(出典太平記(14C後)三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android