魚ノ棚町(読み)うおのたなまち

日本歴史地名大系 「魚ノ棚町」の解説

魚ノ棚町
うおのたなまち

[現在地名]諫早市八坂町やさかまち

諫早市中の南部中ほどに位置する。しも町別当の管轄下で、下町魚棚与うおのたなくみともよばれた。鮮魚商いなどの集まる横町で、仕出屋を兼ねる店もあった。天保一〇年(一八三九)以前の諫早旧城下図(「諫早市史」所載)では魚町の西は有喜うき道を挟んで町で、南手に祇園社・教法きようほう寺・円立えんりゆう寺などが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android