魚串(読み)さかなぐし

精選版 日本国語大辞典 「魚串」の意味・読み・例文・類語

さかな‐ぐし【魚串】

  1. 〘 名詞 〙 魚を刺すのに用いるくし干し魚焼き魚などをするときに魚を刺すくし。
    1. [初出の実例]「鼠には首の所に七寸許りの魚串(サカナグシ)が刺し貫(とほ)してあった」(出典:城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉)

うお‐ぐしうを‥【魚串】

  1. 〘 名詞 〙 魚を刺して焼く串。いおぐし。
    1. [初出の実例]「魚串の竹に留るすずめ焼」(出典:雑俳・柳多留‐一二四(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む