魚串(読み)さかなぐし

精選版 日本国語大辞典 「魚串」の意味・読み・例文・類語

さかな‐ぐし【魚串】

  1. 〘 名詞 〙 魚を刺すのに用いるくし干し魚焼き魚などをするときに魚を刺すくし。
    1. [初出の実例]「鼠には首の所に七寸許りの魚串(サカナグシ)が刺し貫(とほ)してあった」(出典:城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉)

うお‐ぐしうを‥【魚串】

  1. 〘 名詞 〙 魚を刺して焼く串。いおぐし。
    1. [初出の実例]「魚串の竹に留るすずめ焼」(出典:雑俳・柳多留‐一二四(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

食器・調理器具がわかる辞典 「魚串」の解説

うおぐし【魚串】

形よく焼くために、魚に刺して用いる串。金串竹串がある。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

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