魚梯(読み)ギョテイ

デジタル大辞泉 「魚梯」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐てい【魚×梯】

ダムせきなどがある所で、魚が河川をのぼれるように作る、ゆるい傾斜や階段状の水路魚道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魚梯」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐てい【魚梯】

  1. 〘 名詞 〙 魚道(ぎょどう)一つ。ダムなど、魚が川をさかのぼれない場所に、傾斜のゆるい流れや階段式の流れをつくって、魚がさかのぼれるようにした施設。魚道。

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世界大百科事典(旧版)内の魚梯の言及

【魚道】より

…(3)階段式 水路を一定間隔で仕切っていくつものプールを造り,流水は仕切りを越えて下のプールに落ちることによって勢いがそがれる。すなわち,階段状のプールを水が流れ落ちてゆくもので,魚梯fish ladder(広義には(1),(2)も含む)とも呼ばれる。日本で最も多く見られる形式である。…

※「魚梯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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