魯般(読み)ロハン

精選版 日本国語大辞典 「魯般」の意味・読み・例文・類語

ろ‐はん【魯般】

  1. 中国春秋時代、魯の工匠。公輸班(盤)(こうしゅはん)ともいう。機械を作るのに巧みで、木を刻んで作った鳥が飛んだという。また、雲梯(うんてい)と呼ばれる、城攻めの具を作ったことでも有名。後世、工匠の祭神とされる。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の魯般の言及

【魯班】より

…古代中国の著名な工匠。魯般とも書く。姓は公輸(こうしゆ),名は般。…

※「魯般」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む