魯般(読み)ロハン

デジタル大辞泉 「魯般」の意味・読み・例文・類語

ろ‐はん【魯般】

中国春秋時代工匠公輸般こうしゅはんともいい機械製作にすぐれ、雲梯うんてい城攻めに用いるはしご)を考案したという。後世、工匠の祭神とされた。生没年未詳。

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精選版 日本国語大辞典 「魯般」の意味・読み・例文・類語

ろ‐はん【魯般】

  1. 中国春秋時代、魯の工匠。公輸班(盤)(こうしゅはん)ともいう。機械を作るのに巧みで、木を刻んで作った鳥が飛んだという。また、雲梯(うんてい)と呼ばれる、城攻めの具を作ったことでも有名。後世、工匠の祭神とされる。生没年未詳。

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世界大百科事典(旧版)内の魯般の言及

【魯班】より

…古代中国の著名な工匠。魯般とも書く。姓は公輸(こうしゆ),名は般。…

※「魯般」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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