日本大百科全書(ニッポニカ) 「鮎川温泉」の意味・わかりやすい解説 鮎川温泉あゆかわおんせん 和歌山県南部、田辺(たなべ)市鮎川にある温泉。熊野街道中辺路(なかへち)(国道311号)に沿い、付近には鮎川王子社がある。1926年(大正15)に開発され、泉質は炭酸水素塩泉。1997年(平成9)に旅館施設がなくなり、1998年に日帰り温泉施設がオープンしたが、ふたたび休業。現在入浴することのできる設備はない。道成寺(どうじょうじ)縁起の清姫伝説地がある。JR紀勢本線(きのくに線)紀伊田辺駅からバスが通じる。[小池洋一][参照項目] | 大塔 | 富田川 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例