鮎瀬村(読み)あゆせむら

日本歴史地名大系 「鮎瀬村」の解説

鮎瀬村
あゆせむら

[現在地名]本荘市石沢いしざわ 鮎瀬

石沢川南岸の平野部に位置する。石沢郷全体はほぼ七八パーセントが山地だが、その中では最も肥沃田地をもつ村で、東に烏川からすかわ村、子吉こよし川を挟んで黒沢くろさわ村・南福田みなみふくだ(現由利郡由利町)と接し、北は石沢川を境として上野うわの村・万願寺まんがんじ村と接する。

慶長一七年(一六一二)の由利郡中慶長年中比見出検地帳(由利郡中世史考)に村名がある。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に二九六石とあり、元禄一一年(一六九八)の出羽国由理郡之内村高帳も二九六石三升四合と変わらない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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