鯔の臍(読み)いなのへそ

精選版 日本国語大辞典 「鯔の臍」の意味・読み・例文・類語

いな【鯔】 の 臍(へそ)

  1. ( 形が似ているところから ) 算盤(そろばん)
    1. [初出の実例]「夷講九々の火鉢やいなの臍」(出典:俳諧・風月集(1776)冬)
  2. 陰核異称。また、子宮をいう語。
    1. [初出の実例]「何やらの手ざわりに似たいなの臍」(出典:雑俳・柳多留‐八七(1825))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android