デジタル大辞泉
「鯱巻」の意味・読み・例文・類語
しゃち‐まき【×鯱巻(き)】
1 棒状のものに長いものを巻きつけて全体をぐるぐる巻きにすること。
2 縮緬などを湯熨斗をして仕上げるときの工程で、蒸気を当てながら木の軸棒に布を巻きつけていくこと。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
しゃち‐まき【鯱巻】
- 〘 名詞 〙
- ① ぐるぐると巻くこと。全体をぐるぐるまきにすること。
- [初出の実例]「主な柱なぞは綱をつけて、鯱巻(シャチマキ)にして引き倒しましたよ」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
- ② 縮緬(ちりめん)や綿縮(めんちぢみ)を、湯熨斗(ゆのし)をして仕上げる際、木製の軸棒に布を巻きながら蒸気を当てる。この巻き取る工程をいう。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 