鰺切包丁(読み)あじきりぼうちょう

精選版 日本国語大辞典 「鰺切包丁」の意味・読み・例文・類語

あじきり‐ぼうちょうあぢきりバウチャウ【鰺切包丁】

  1. 〘 名詞 〙 アジなどを切ったり、開いたりするのに用いる小形の出刃包丁。また、アジしか切れない鈍刀の意から、武士の刀をあざけっていう語。鰺切り
    1. [初出の実例]「皿へ小魚を載せ鰺切庖丁(アヂキリバウチャウ)を持ち立掛り居る」(出典歌舞伎勧善懲悪孝子誉(1877)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android