鰓嚢(読み)さいのう

精選版 日本国語大辞典 「鰓嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう‥ナウ【鰓嚢】

  1. 〘 名詞 〙 無顎類の鰓裂(さいれつ)で、その途中が拡張して形成される嚢状器官。その内面多数鰓弁(さいべん)を生じて鰓(えら)として機能する。

えら‐ぶくろ【鰓嚢】

  1. 〘 名詞 〙 円口類えら。円口類(ヤツメウナギ類、メクラウナギ類など)では各鰓裂(さいれつ)は中央部で肥大して嚢状になっているのでいう。さいのう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む