鰓嚢(読み)さいのう

精選版 日本国語大辞典 「鰓嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう‥ナウ【鰓嚢】

  1. 〘 名詞 〙 無顎類の鰓裂(さいれつ)で、その途中が拡張して形成される嚢状器官。その内面多数鰓弁(さいべん)を生じて鰓(えら)として機能する。

えら‐ぶくろ【鰓嚢】

  1. 〘 名詞 〙 円口類えら。円口類(ヤツメウナギ類、メクラウナギ類など)では各鰓裂(さいれつ)は中央部で肥大して嚢状になっているのでいう。さいのう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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